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1/700 速吸 その2

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遅くなりましたが速吸の続きです。

速吸は補助航空戦力として6機の航空機を搭載できました。

計画では流星を搭載する予定でしたが、流星の製造が遅れたために結局搭載されることはありませんでした。

 

というわけで、今回は水上機「零式水上偵察機」と「瑞雲」を各3機搭載させることにしました。

零式水偵は沈没時にも1機搭載していたようなので妥当な機種かと思います。

瑞雲はキットに付属していたので選びましたが、速吸就役時には既に部隊配備が進んでいたようなので「前線に先行量産機を輸送する任務」といった感じで載せることにしました。

主翼折畳み状態は翼内を削って内部を空洞にすることで断面の肉抜き穴が判りやすくなります。

翼厚が0.5mm程なので内部を削るのはちょっと大変です。

瑞雲の翼断面、瑞雲は零式水偵より一回り小さいので翼断面のエッチングを削って小さくして使っています。

塗装して完成させた状態。

こうしてみると両方とも結構似ています。

速吸も塗装して色々追加していきます。

速吸は甲板が全面鉄板になっているので色が少なく塗装は楽ですw

しかし木甲板以外に色味の見せ場が無いので色々物を載せて見せ場を作らないといけません(苦笑)

航空作業甲板を載せました。

事前に擦り合わせはしましたが支柱が微妙に甲板に届かない箇所があります…

艦尾と煙突周辺。

煙突はフードが黒で先端部は白に塗り分け塗装しています。

後部マストは左舷の上部を取り外しました。

一応、艦スペNo,49の作例を参考にしています。

武装と艦載機&艦載艇を載せました。

水上機を載せました。

航空機運搬台は純正エッチングだとぶ厚くて折り曲げて仕上げるのが綺麗に出来ないので別のメーカーのエッチングを使用しています。

艦載艇は9mカッター2艇と9m内火艇&12m内火艇、12m大発が1艇ずつです。

内火艇は12mがフライホーク、9mが涼月製作時に使わなかったパーツを使用して製作しました。

予備翼は結構目立ちますね。

航空作業甲板下は船倉に入りきらない木箱やドラム缶を載せていたという感じでたくさん載せます。

零式水偵1機はカタパルトに駐機させました。

巡洋艦等でもカタパルト上に駐機している事がありますので問題無いかと…

駐機位置はカタパルトの基部になるように注意します。

大発の上にも木箱を載せました。

ちなみに木箱は2色で塗っています。

高角砲は海魂のレジン製を使用。

内部まで作り込まれた良いパーツです。

ただ、このパーツは防水布まで一体成型になっています。

しかも布の造形がかなり悪い…

この防水布の先端部分に真鍮砲身を取り付ける形なので付属の真鍮砲身も普通のディテールアップパーツの砲身よりかなり短いです…

防水布は削り取り、アドラーズネストの真鍮砲身を使用してA1型高角砲を再現します。

高角砲脇に木箱を置きました。

弾薬箱のイメージです。

やはり速吸の見せ場はこの航空作業甲板ですね。

航空機を満載した軍艦は格好良いです(速吸は軍艦籍ではないですが…w)

後部甲板は結構広いのに空いてるので色々載せて間を持たせないと、ここだけ浮いてしまいます。

いつかも書いた記憶がありますが、大型のキセル型通気口内が赤かったかは判りません。

ですが模型的に非常に格好良いのでここでは赤く塗っています。

赤や緑は軍艦模型的に非常に目立つので効果的に使えればメリハリが出て非常に格好良くなります。

この速吸でそれができていれば成功です。

これで完成となります。

次回は近いうちに速吸の完成画像のご紹介となります。


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